有明先生と瑞穂さん
ピンポーン
インターホンを鳴らし有明先生を待つ間、瑞穂はずっとドキドキしていた。
口之津先生の話を聞いてから有明先生のことを考えるたびに妙な緊張が走る。
(やっぱり家はヤダって言えばよかったかな・・・。今からでもどこかに出かけるとか)
「いらっしゃい」
そう考えるうちにドアを開けた有明先生が優しく笑って迎えてくれた。
「・・・今日は加津佐さんは来てないんですか?」
「今日は仕事だよ」
3人なら変なことにもならないだろうと思っていたが淡い期待はアッサリと砕かれた。
「それに瑞穂さんと付き合うようになったなら邪魔になるからあんまり来ないようにするって」
「なんか悪いことしましたね・・・」
「そんなことないよ。
それにそうは言ってもしばらくすればすぐ元通りになって逆に邪魔になるさ」
リビングに入るとテーブルの上にはノートパソコンや教科書、資料が広がっている。
「お仕事してたんですか。私邪魔じゃないですか?」
「急ぐものでもないから。
それに瑞穂さんが邪魔なわけないよ」
「!」
予想以上に近づいていた有明先生が背後から瑞穂の耳にふっと息を吹きつける。
真っ赤になって耳を押さえ振向く瑞穂に楽しそうに笑った。
インターホンを鳴らし有明先生を待つ間、瑞穂はずっとドキドキしていた。
口之津先生の話を聞いてから有明先生のことを考えるたびに妙な緊張が走る。
(やっぱり家はヤダって言えばよかったかな・・・。今からでもどこかに出かけるとか)
「いらっしゃい」
そう考えるうちにドアを開けた有明先生が優しく笑って迎えてくれた。
「・・・今日は加津佐さんは来てないんですか?」
「今日は仕事だよ」
3人なら変なことにもならないだろうと思っていたが淡い期待はアッサリと砕かれた。
「それに瑞穂さんと付き合うようになったなら邪魔になるからあんまり来ないようにするって」
「なんか悪いことしましたね・・・」
「そんなことないよ。
それにそうは言ってもしばらくすればすぐ元通りになって逆に邪魔になるさ」
リビングに入るとテーブルの上にはノートパソコンや教科書、資料が広がっている。
「お仕事してたんですか。私邪魔じゃないですか?」
「急ぐものでもないから。
それに瑞穂さんが邪魔なわけないよ」
「!」
予想以上に近づいていた有明先生が背後から瑞穂の耳にふっと息を吹きつける。
真っ赤になって耳を押さえ振向く瑞穂に楽しそうに笑った。