有明先生と瑞穂さん
その日の夜も有明は家で仕事を持ち込みパソコンのキーボードを叩く。
仕事でもしていないと気が滅入ってしまって嫌なことばかり考えてしまうからだ。
「・・・ハァ」
ひと息ついたところで携帯が鳴り、加津佐からメールが入る。
『9時過ぎくらいに行っても大丈夫?』
今まで連絡無しに来ていた加津佐だが、瑞穂と付き合い出してからは気を遣うようになり来る前に確認メールが入る。
有明は簡単な返事をしてそのまま床に倒れこんだ。
(自分自身が嫌だ。
仕事中にまで何考えてるんだろう・・・)
公私混合でメチャクチャばかりの口之津が、羨ましいだなんて――
~~♪♪~~♪
「・・・?」
もう一度鳴る携帯。
受信メール。
(・・・加津佐?)
『今からお邪魔しても大丈夫ですか?』
送信者は瑞穂。
時間は8時。
近づきたいのはお互い同じだった。
『やっぱり来るな』
有明は急いで加津佐にメールを送った。
仕事でもしていないと気が滅入ってしまって嫌なことばかり考えてしまうからだ。
「・・・ハァ」
ひと息ついたところで携帯が鳴り、加津佐からメールが入る。
『9時過ぎくらいに行っても大丈夫?』
今まで連絡無しに来ていた加津佐だが、瑞穂と付き合い出してからは気を遣うようになり来る前に確認メールが入る。
有明は簡単な返事をしてそのまま床に倒れこんだ。
(自分自身が嫌だ。
仕事中にまで何考えてるんだろう・・・)
公私混合でメチャクチャばかりの口之津が、羨ましいだなんて――
~~♪♪~~♪
「・・・?」
もう一度鳴る携帯。
受信メール。
(・・・加津佐?)
『今からお邪魔しても大丈夫ですか?』
送信者は瑞穂。
時間は8時。
近づきたいのはお互い同じだった。
『やっぱり来るな』
有明は急いで加津佐にメールを送った。