有明先生と瑞穂さん
(先生もお酒飲むんだぁ・・・)
ドラマや漫画で見るように酔うと激しく人格が変わる・・・などということもなく、まるでお茶でも飲むように淡々と飲み進めていく二人を見て瑞穂は思っていた。
(大人からすればお酒飲むくらい当たり前のことなんだろうけど・・・)
特に不真面目でもなく普通にすごしてきた高校生の瑞穂にとってお酒のある世界というものには縁遠い。
瑞穂の父が飲んでいるのを見てるくらいだ。
(大人の世界って感じ)
なんだかワクワクしてしまった瑞穂は自然と口が緩む。
「ふふー・・・晴ちゃん楽しい?」
それを目撃していた加津佐が肘をついてニヤニヤと瑞穂を見ていた。
「わ!やだ見てたんですか?!」
とっさに有明を見ると慌てて目をそらして『俺は見てなかったよー』とアピールする。
(見てたんじゃん!)
途端に恥ずかしさが増した。
「笑わないでくださいねー・・・」
ドラマや漫画で見るように酔うと激しく人格が変わる・・・などということもなく、まるでお茶でも飲むように淡々と飲み進めていく二人を見て瑞穂は思っていた。
(大人からすればお酒飲むくらい当たり前のことなんだろうけど・・・)
特に不真面目でもなく普通にすごしてきた高校生の瑞穂にとってお酒のある世界というものには縁遠い。
瑞穂の父が飲んでいるのを見てるくらいだ。
(大人の世界って感じ)
なんだかワクワクしてしまった瑞穂は自然と口が緩む。
「ふふー・・・晴ちゃん楽しい?」
それを目撃していた加津佐が肘をついてニヤニヤと瑞穂を見ていた。
「わ!やだ見てたんですか?!」
とっさに有明を見ると慌てて目をそらして『俺は見てなかったよー』とアピールする。
(見てたんじゃん!)
途端に恥ずかしさが増した。
「笑わないでくださいねー・・・」