裏表マネージャープレーヤーの楽しみ
「そのテニス部のマネージャーになってくれないかな?」

…え?テニス部のマネージャー?
「私が?」
「ああ、そうだ。君はテニスの知識が豊富だと聴いてね。部員が200人もいると、監督と部長では済まないんだよ」

と言われても、急にマネージャーなんて言われても「はい」とうなずくことはできず、唖然と聞くしかできなかった。 

「何を唖然と?マネージャーなんて簡単ですよ?どうでしょう?やってみませんか?」


嫌ではないが、急に言われると困るものだ。

「フッ・・・君に拒否権は無いが?」
「ちょっと…!」
「ということで明日テニスコート来るんだよ?」

と、一言残し、行ってしまった。

(まんまと掛かる確率は74%だったな((フッ…)
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