6 L O V E .
もうすぐ桜との分かれ道というところで、
「聡先輩!!!」
という馬鹿でかい声が聞こえた。
なんで、あいついんだよ・・・。
「あれ?恋愛しないって言ってたわりには女の子の登場早くない?」
桜の嫌味にも苦笑いしかできない。
「あいつは、気にしなくていい」
とは言ったものの、こっちに向かって走ってきたあいつとの対面は避けられなかった・・・。
「おはようございます!」
昨日、俺相当ひどいこと言ったよな・・・?
全然ダメージ受けてないのかよ・・・!