6 L O V E .


 たかが合コンなんてきっかけに過ぎない。
 そういうことは合コンが終わってからとか、二人で抜けてからするもんでしょ。

 なのに、あいつは・・・きょーはお構いなしにあたしの首筋に吸い付いた。

 「んっ・・・やめてっ」


 ありえないでしょ・・・
 仮にも他の人たちがいるってのに・・・

 いつからきょーはこんなケダモノのようになっちゃったの!?


 「ふ・・・これでしばらく遊べないな?」


 「なに・・・それ」


 あたしは右手できょーの胸を殴った。
 びくともしなかったけど・・・。



 

 「げっ恭平くん手はやくない?いくら翠とはいえ・・・」


 「恭平さん、こんなとこで盛んないでよ」





 「え」


 声のした先には、リカと慎太郎くん。

 ありえん。


  




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