6 L O V E .
この長谷川光輝という男はこの学校で一番と言っても過言じゃないくらいモテる。
同じクラスになったとき、彼の持ってるオーラには私も好感持った。
人当たりが良くて、それでいて勉強も運動も卒なくこなす。
それに加えて、この容姿。モテないはずがない。
密かに話してみたいと思っていた人物だっただけに、これはチャンスかも。
須賀君のことで落ち込んでる場合じゃない・・・。
「・・・とゆうわけで、来週までに各クラスで5班つくって提出してください。あと、大掃除の概要も委員がクラス全体に説明お願いします」
と委員長からまとめがあったところで、委員会は解散の流れになった。
「なあ白石、俺ほとんど話聞いてなかったからさ後で詳しいこと教えてくれないか?」
そう長谷川君の方から声をかけてきた。
「わかった。私はいつでも構わないよ」