詩*Mwezi
ちいさな貴女
今、呼ばれたような気がした。
振り向くと貴女がいた。
とてもとても、
ちいさく可愛い貴女が。
何も覚えていない、貴女が。
その隣に一輪の花。
君が私のために?
もう枯れて、弱っていて…
私の声も届かないだろう。
「ありがとう。」
それでも言わずにはいられない。
今度こそ、貴女の幸せを─…
頑張って貴女を呼んでくれた、
彼女のためにも─…