[完]ヤクザが愛する女~Ⅲ~
「上がって行って下さい。」


私は首を横に振った。



「今の神山組には上がりたくない…」


「そうですか…龍司さんには会わなくていいんですか?」



私は頷いた。


「またね鉄さん。行こっか夏龍。」



私は鉄さんから夏龍を受け取った。
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