[完]ヤクザが愛する女~Ⅲ~
「実は先程まで夏愛さんがいらしたんですけど…」


「は………?」




俺は目を見開いた。



冗談だろ?


心臓が悲鳴を上げる。



「鉄冗談言ってんじゃ…「冗談じゃないです。多分入れ違いになったんだと…」」



俺は壁に鉄を押し付けた。


ダンッ!!!



「…ッ!」


「何で待たせなかったぁ!」



俺は叫んだ。
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