[完]ヤクザが愛する女~Ⅲ~
「夏愛!!!」


龍司が叫んだ。


皆が私を見る。


「龍司…どうして…」



龍司が私に向かって歩いて来た。



私は何歩か後退りした。


どうして居るの…?





「夏愛その子供…」


龍司は夏龍を見て言った。




私は言うべきか迷った。



言っていいのか…







悩んだ結果私は決めた。












「この子夏龍って言うの。







私と龍司と子供なんだ…」


言った。
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