[完]ヤクザが愛する女~Ⅲ~
「今まで龍司に近づいた女はやばい事になったからな。」


やばい事!?


「過保護とかじゃなくて自分の息子の女と仲良くしたいから気に入った女しか認めねーの。

ちなみに今まで気に入られた女はいない。」



サーと血の気が引いた。


「私帰る。」

私は立ち上がった。


ガッと手首を掴まれた。


「お前ぇの帰る場所はここだ。」



そこ!?



私はしぶしぶ座った。


ポン…と頭に手を乗っけられた。
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