ボヤケる視界のさき
初々しい日


春休みも終わり今日から高校に通い始める第1歩の日。


入学式だ。



まぶたをこすり、重たいまぶたをあげる。


まだまだ寝たりないけど体を起こす。


部屋着のまま1階に下りリビングに行くと、母さんがいた。



「おはよう。」

「あら、おはよう。」



あいさつを交わし、テーブルにある朝食をすませる。



その後に洗面所に行き、顔を洗い歯磨きをした。

そして寝癖を直す。
これが毎朝の日課だ。



でも今日から毎朝の日課に新しいもの追加する。


それは、新しいブレザーの袖に通すことだ。

真新しい制服はまだ自分が初々しく感じた。



俺が制服に着替え終えたとこに2つ上の姉がきた。



あっ、自己紹介が遅れた!
俺の名前は【北川 達也】。



そして2つ上の姉は【北川 茜】。
今日から通う辻高校の3年生だ。



茜「あら!意外と似合うんじゃない!?」



姉ちゃんはそう言うが俺には全然似合わない!

と自分は思う。
< 1 / 49 >

この作品をシェア

pagetop