ボヤケる視界のさき
初々しい日
春休みも終わり今日から高校に通い始める第1歩の日。
入学式だ。
まぶたをこすり、重たいまぶたをあげる。
まだまだ寝たりないけど体を起こす。
部屋着のまま1階に下りリビングに行くと、母さんがいた。
「おはよう。」
「あら、おはよう。」
あいさつを交わし、テーブルにある朝食をすませる。
その後に洗面所に行き、顔を洗い歯磨きをした。
そして寝癖を直す。
これが毎朝の日課だ。
でも今日から毎朝の日課に新しいもの追加する。
それは、新しいブレザーの袖に通すことだ。
真新しい制服はまだ自分が初々しく感じた。
俺が制服に着替え終えたとこに2つ上の姉がきた。
あっ、自己紹介が遅れた!
俺の名前は【北川 達也】。
そして2つ上の姉は【北川 茜】。
今日から通う辻高校の3年生だ。
茜「あら!意外と似合うんじゃない!?」
姉ちゃんはそう言うが俺には全然似合わない!
と自分は思う。