ボヤケる視界のさき
先生「はい、みんな委員会頑張って下さい。」
その言葉で授業が終わった。
俺は授業が終わるとすぐに知宏に聞いた。
達也「知宏、雨音 鳴って誰?」
知宏「あの子だよ。ほら。」
そう言って知宏が指を指す。
指す方向を目で追っていくと、そこには…あの人がいた!!
俺はその瞬間時が止まったように体が硬直する!
それとは逆に早く時間が進んでいるかのように鼓動が速くなる!
知宏「…って、達也!?」
達也「…ん!?」
知宏は呆れたようで何も言ってこなくなった。
すぐに2限目が始まり、早くも昼休みになった。
知宏「達也、弁当食べよう!」
智「俺もいいか?」
知宏「いいよ。」
今じゃ、この2人も仲良くなっていた!
達也「ごめん、先に食べてて。」
俺はそう言ってあの人のとこに向かう。
近づくにつれ速くなる鼓動!
鳴り止まない鼓動!
そして俺は君の後ろ姿に向かって勇気を出して話しかける。