ボヤケる視界のさき

電車の中はやっぱり人が多かった。


ほとんどが学生ということはどこの学校も入学式が終わったことを物語ってある。




知宏「ねぇ、小松たちが遊ぼうだって。どうする?来る?」



小松か~!
なにも予定ないし遊ぼう。



達也「うん。」



ということで、制服のまま地元のファミレスに行くことになった。



ファミレスに着くと、小松と藤原と晃大がすでに席をとって待っていた。




知宏「おっす!」


知宏の後に俺も言うと3人はちゃんと返してくれた。



なんか懐かしく感じるな!!
この3人とも一緒だったら更に楽しい高校生活ができるのにな。



知宏「小松の髪ヤバいさ!!」

小松「これ地毛だぜ?」



冗談を言って笑う小松。

小松の髪はツートーンになっていた!!
地毛なわけない。



一輝「こいつこの髪で地毛申請しに行ったぞ!!当然断られとるけどね。」

知宏「ばかやん!」



そうやってまたみんなは笑っていた。
< 9 / 49 >

この作品をシェア

pagetop