ガラスの心―my memory―
「何か用?」


『真人!新しい友達♪』


そう言いながらうちを真人さんの前に突き出す。


『……は……初めまして……』



真人さんの表情は無表情で何を考えているかわからない。



少し沈黙があったが、真人さんが"よろしく"と短く答え、グラウンドに戻ってしまった。





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