クール×彼 Ⅲ

「ぷ、ぷれぜんと…」


智佳はびっくりした顔をしている。


「そぅ」

「さっき、いらないって言ったじゃん!?」

「『いらない』とか言ってない」


一生懸命考えているのが見て分かる。

そしてオレは本音を言った。


「智佳からのキスが欲しい」

「……………………え?」

望みすぎたかな??
でもこれは、オレの本当の気持ちなんだ。


「智佳からのキスが欲しい」


智佳は顔を赤くして考えこんでいる
ちょっといじめすぎかな。


「くくっ……
そんな慌てなくても…
オレ結構傷つくなぁ」


なんかオレ…キャラ崩壊してね??


「だっ、だって」

「じゃあ、キスはいいからさ、」