【完】♥KEEP OUT♥~この恋は立ち入り禁止~
そして、俺は奴隷に部屋の掃除を任せた。
埃[ホコリ]だらけで、確か4年は掃除してないとか。
1時間経って、俺はジュースを渡した。
掃除が終わっていないことに気づいたが、
もう暗くなりかけている。
だから、帰すことにした。
帰っていいと言うと、彼女は嬉しそうな表情をした。
俺の側から、離れることを嬉しがるなよ....。
笑うなよ.....
気づいたら、瑞希の目の前にいた。
赤くなる顔。
可愛くて、思わずキスした。
顔を離すと、呆然していた。
無理矢理キスするなんて、初めてだった。
何やってんだよ俺.....
俺は、早くこの場から立ち去りたくて、部屋を出た。