【完】♥KEEP OUT♥~この恋は立ち入り禁止~
そして彼は、耳元で
「もうちょっと痩せないと、男に相手してもらえねぇぞ?」
・・・・・。
はぁっ?!
私は、去って行く彼の後ろ姿に向かって、
「何で、あんたにそんなこと言われなきゃならないのよっ!!」
でも彼は、後ろを振り向きをせずスタスタと歩いて行く。
さっきまで、王子様とか言ってときめいてた私が、馬鹿みたい!
このときは、この最低な男とあんな事になるなんて、想像もつかなかった。