手紙

___11





最近、夜は冷えてきた。




夏が終わっている証拠なのだろうか。






沖田は夕食後、1人縁側でもの思いに更けていた。





「会えないのか・・・・」





昼間の言葉を思い出す。





ここまで考えてしまうとは思わなかった。





睦月と自分は生きている時代が違う。





絶対に会えない。





会えるはずがない・・・・・







「土方このやろー・・・」







とりあえずこの得体のしれないよく分からぬ感情を土方にぶつけてみる。






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