手紙




「会いたい・・・・?」





思い出した。





前、自分も睦月に「会いたい」と書いて流したのを。





「よくあんな恥ずかしい台詞・・・」





沖田は睦月が読めていないことも知らずに、ほくそ笑んだ。





沖田は睦月からの手紙を大事に胸に入れ、屯所へ戻った。






久しぶりの手紙だ。





返って沖田の様子が違うことは周りから見て一目瞭然だった。





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