手紙




睦月のいつも行く海とは違う音。





「沖田さんはいつもここに来てるんだよね・・・」





そして睦月の手紙を拾った。






運命はここから始まったのだ。





奇跡に奇跡を重ね、2人は恋をした。






きっと今頃沖田もこの海にいる。





同じ時間、同じ場所。





違うのは時代だけ。





睦月はこの京都の海を1枚写真におさめ、その場を離れようとした。







その時、岩の根元で何かが光るのを見た。






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