手紙





見覚えのあるその光。




睦月は慌てて砂を掘り返し、光の正体を探った。





「ビン・・・・」






その瞬間、心臓が早くなるのがわかった。






息苦しささえあった。





まるで、自分に気づいてもらいたいとでも言うようだった。






開けると中には手紙が入っていた。






かなり古い物だったが、文字はかろうじて読めた。







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