手紙




「またか・・・」





ゴツゴツと男らしい沖田の手は、真っ赤な血で染まっていた。






とりあえず海で汚れた手を洗い流し、血を吐いてしまったことをなかったことにする。





そしてそのまま屯所へと歩みを進めた。







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