手紙
ふとケータイを見ると、着信か何かあったのか、光を放っていた。
開くとそれはメール受信の知らせだとわかる。
送り主は、先日妃菜が教えてくれた男。
あまり乗り気ではなかったが、そろそろ変わらなければと思い、仕方なく登録した。
名前は二城光。
学校は違うも、1度妃菜も一緒に会ったことがある。
背は高く、顔だちも良く、いわゆる世間でいう「イケメン」だった。
そんな光からのメール。
【明日、学校終わったら暇?】
いつものような短文メール。