手紙





最後にそんなセリフを吐き捨て、睦月は階段を駆け上り、自室へと身を潜めた。





「大学ねぇ・・・・」





パソコンを開き、京都の大学を探す。





が、なんだかパッこない。





このまま京都の大学を探していいのだろうか。





沖田とはもう文通なんてしていないのだ。





沖田と睦月はもう何の関係もない。





今じゃ文通してたことが不思議なくらいだ。








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