手紙





「似合ってます。凄く綺麗・・・・」






初めてだった。






異性にこんなこと言われたの。





睦月はさらに恥ずかしくなり、再び下を向く。







「あぁ・・・ありがとうございます・・・・」






さっきまであんなに元気だった睦月だと思えないくらい小さな声。






沖田は「ふっ」と笑い、看板娘に目を向けた。







「それじゃあ、お代を」






「え!?」







< 344 / 432 >

この作品をシェア

pagetop