手紙




完全に2人きりになった沖田と睦月。






「もう、お体は大丈夫なんですか?」






最後の一時をゆっくりと過ごす。






「はい。今日は何だか調子が良いです。昨日はすみませんでした」







「いえ、びっくりはしましたけど・・・」





「時間まで何しましょうか。睦月の時代の話を聞かせてくれませんか?」







そして、2人はいつも手紙で交わしているような、他愛のない話をした。







学校の話。






睦月の住む北海道の海の雰囲気。







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