手紙




土方がくれた手紙と一緒に入っていたもの。





「櫛・・・・」






それはあの日沖田がくれた物。





手紙によると、睦月の忘れ物だと書いてある。






「忘れ・・・・もの・・・」






・・・・・・・夢じゃなかった。






本当に、沖田に会っていたのだ。






夢なんかじゃない。






沖田に会って、話して、手を繋いで、キスをした。







あれは全て現実だった。








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