手紙
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手紙を海に流して、早くも1週間が過ぎた。
沖田はそわそわするも、プライドが邪魔してなかなか海へ返事が来ているかどうか確認に行くことができていない。
そんな中、沖田の部屋を1人の男が尋ねた。
「総司。いるのか?」
「あぁ」
聞きなれた声のため、もう顔を見なくても誰だかわかる。
三番組組長の斎藤一だ。
斎藤は真剣な顔で沖田に近づき、そして真剣な声でこう言った。
「話は聞いておる。さて、海に行くぞ」
「は?」