手紙





「新選組!突入だ!!!」





その声が合図となり、みんな一斉に刀を抜き、池田屋へと踏み込んだ。





久しぶりの戦闘。





沖田は最高の切れ味の刀で、次々に敵を倒す。





「総司っお前ちょっと早すぎやしないかっ?」






乱闘中にも関わらず、そんな会話を交わすほど余裕な新選組。






永倉の問いかけに、「何が?」と大声で返した。






「そんな早く殺っちまうと、つまんねぇだろ!!」






「バーカ。そんなこと言ってるとっ・・・・・・」





言いながら沖田は永倉の後ろから刀を振り下ろそうとする敵を素早く斬り殺した。







「・・・・・・・死んじゃうよ?」








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