ドロップ-記憶-
本当の味
-翌日-
今日は、久々の学校。
私は、皆が登校する時間よりずっとはやく登校した。
校舎に入ると、久しぶりだからかちょっと緊張した。
靴を履き替え、階段を登る。
それだけなのに、緊張感がハンパない。
そして、教室の前まできた。
ドアはあいてない。
……よーし、あけるぞ。
ガッ
「…………」
よーし、あけるぞ。
ガッ
……………。
ガッ ガッ ガッ
………………。
嘘だぁぁぁぁあ。
鍵がかかってる!
あいてない!
ってか恥ずかしい!
なぜか物凄く恥ずかしいぞこりゃ!