ドロップ-記憶-
部屋に戻って、ベッドに倒れこんだ。
あぁー顔が熱い。
ダメだね、こりゃ。
「おーい、千歳ー。入るぞー」
そう言って春西が入ってきた。
「なにー?春西ぇー」
「いやー…。違ったらごめんけど…。千歳って、春斗好き?」
!!?
私はベッドから落ちた。
「な、な、なに言ってんのシュンセー…」
「あ、図星?大丈夫大丈夫、二人がくっついたら、俺、彼女の家に泊まるから」
くっつかないから!
……いや、くっつきたいけども!
ってか春西!
あんた彼女いたんかい!