ドロップ-記憶-
春西め、なんつーことを言うんだ。
絶対あいつの頭の中はエロでしか出来てないぞ。
そう思いながら向かった先はリビング。
まだハルがいると思うから。
「ハル~?」
そう言いながらリビングに入ると、やっぱりハルがいた。
「ん?どした?」
ハルは笑う。
くそぅ、可愛いな!
「あ、あのね、カラオケの割引券があるんだけど…明日いかない?」
「ん?あぁ、カラオケ?いいよ、いくか」
やった!
「じゃあ、昼飯食ってからにするか」
「うん!」
そう言って私は部屋へ戻っていった。