ただ、あなたを。 ~Love Memory~【完】

「この後どうする?」


「んー、何でもいいよ?」




その時。



――ぐううぅ~~。




あたしの腹の虫が、鳴いた。



「……っ!」


は、恥ずかしい!



もう、泣きそうだよ~(涙)




きっとあたし、耳まで真っ赤だ。



そんなあたしを見た新は、クスッと鼻で笑って優しく言う。




「ご飯でも食べよっか?」


あたしは素直に頷いた。




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