ただ、あなたを。 ~Love Memory~【完】


「お待たせしました~!焼きそばです」




六番テーブルにいたのは、6人ぐらいの男のグループ。






男ばっかで、むさ苦しいな。



と、思ったのは言わないでおこう。









「ねぇ。君、可愛いね~。一緒に遊ばない?」



そう言いながらあたしの腕を掴んだのは、一番手前にいた男。


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