ただ、あなたを。 ~Love Memory~【完】
「……ごめん。ありがと、新。助けてくれて」
そう。
助けてくれたのは、新だった。
「…別に。もうこんなことは無い様にしろよ」
「うん。ごめんね」
…って、あたし…何で謝ってんの?!
「んじゃ、俺戻るから」
そう言い残すと、新はここから出て行った。
つーか…、何であたしが謝んなきゃなんないの?!
新だって逆ナンされてたじゃん。
意味わかんないんだけど!