ただ、あなたを。 ~Love Memory~【完】

「こっちこっち」




そう言う新に連れてこられたのは、沢山のペアリングが並んでいるコーナー。





「わぁ…!可愛い!!」


「何れがいい?」




「…え?」


その言葉を聞いて、思わず新を見詰める。





「だ~か~ら~!買ってやるから!何れがいい?」


「い、良いの?てか、何で??」




「男避け。それに…、陽花は俺の物だって見せ付けたいの!」


新、顔、真っ赤だよ?




それに、何で?


何で新は、何時もあたしを愛しい気持ちで一杯にさせちゃうの?




もう。


新、大好きだよ。



< 39 / 338 >

この作品をシェア

pagetop