ただ、あなたを。 ~Love Memory~【完】

「陽花?これが良いの?」



リングに見入っているあたしを見てか、新がそんなことを言っている。





「ん~…、新はどう思う?このリング…」


一応、新に聞いてみる。





「いいんじゃない?シンプルだし」



「じゃ、決めた!これにする!!」






「わかった。すいませーん。あの、これ欲しいんですけど…」



新が店員さんを呼び止めた。




< 41 / 338 >

この作品をシェア

pagetop