ただ、あなたを。 ~Love Memory~【完】
2MEMORY

始まりの日


朝、あたしは暑苦しさで目を覚ました。




「…ん~~~~……、今何時ー?」



何て聞いても、誰も答えてくれるわけがなく。






あたしは、枕元に置いてあった時計を手に取った。




「ん~、8時…?…は、8時半?!」



や、ヤバイ…!






完璧遅刻じゃん!!




あたしはガバッとベッドから飛び起きた。



< 46 / 338 >

この作品をシェア

pagetop