「先生へ」
いつから
先生と出会ってからもう2年くらい経つんだね。
今想うと、もっと早く書き始めればよかったなって思う。
だってそうすれば、もっとたくさんこの気持ちを言葉に出来たんじゃないかなって思うから。
でも、良いこともあるのかも。
だって、先生?
先生とのあの日々をまた思い出すことが出来るから。
先生は…覚えてるのかな?
あたしははっきり覚えてるよ。
もしかしたら、恐い女って思われちゃうくらいかな。
それくらい、あの時から好きだったのかもしれない。
あたしには、一生女の子がよく言う「きゅんってする」なんてことないんじゃいのかなっと思ってた。
冷めてたんだよね、あたし。
でも、今は違う。
こんなに好きで、ちょっとしたことでこんなに喜んで…
切なくて、苦しくて、いつも不安で、ちょっとしたことですっごい落ち込んだり、布団に潜って泣いてたり…
片想いだってわかってるけど、きっと叶わないってわかってるけど…
今のあたし、嫌いじゃないんだ。