オレにとってのNo.1~言えない秘密~続編



そんな光景を、私はただ呆然と見ていた。


本当に、勇人が目を覚ましたんだ…。


心配そうに見つめる佑斗さんとお義母さんに、先生は穏やかな笑顔で言った。


「息子さん、すごい生命力ですよ」


幸いにも、後遺症は出ていない。


ただ、体が動く様になるにはリハビリが必要だけど、もう安心していいと、そう言っていた。




< 108 / 126 >

この作品をシェア

pagetop