オレにとってのNo.1~言えない秘密~続編



次の朝、起きると親父と母さんは出かけた後で、美優が一人、リビングのソファーに座っていた。

「美優、おはよ」


眠さで頭はボーッとするが、それでも姿が見えると、心がホッとする…。

「あっ、おはよ」


だけど美優はオレの気持ちとは裏腹に、素っ気なく返事を返しただけだった。




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