オレにとってのNo.1~言えない秘密~続編



「なあ、昨日からどうしたんだよ。マジで」


「別に」


それだけ言うと、美優は立ち上がり、部屋を出て行こうとする。


そんな態度に、眠さがイライラに変わり、さすがにカチンときてしまった。


「おい、ちょっと待てよ」


腕を掴み引っ張ると、美優を力任せに壁に打ち付けた。


「痛い!何するのよ」


「それは、こっちのセリフだよ」




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