オレにとってのNo.1~言えない秘密~続編



「勇人は、そんなに凄いんだ…」


呆然としながら、まるで独り言の様に呟いた。


「とりあえず、奴らは周りから狙うと思うから」

「えっ?」


思わず敦志を見つめる。

「周りから…?」


「そう。勇人さんの顔を知ってるかは分からないけど、周りから攻めていくと思うよ」


淡々と答える敦志に、私はだんだんと恐怖が増してきた。


「な、何で周りの人なら分かるのよ」


「バッヂですよ」


シュウが答えた。




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