オレにとってのNo.1~言えない秘密~続編
「何だよ~。ここにいたのかよ。焦った」
ようやく婚約まで出来たオレは、美優がいないという状況が一番嫌だ。
何がトラウマって訳でもないんだけど、いつだって自分の側にいて欲しいと、勝手な事ばかり考えてる。
すると、近くにいた母さんが、呆れた様にオレに言った。
「“何だよ~”はこっちよ。服くらい着なさいよ」
「えっ?」
そう言われて見てみると、上半身が裸のままだった。