オレにとってのNo.1~言えない秘密~続編
「は?何だよそれ?」
私の言葉に、勇人は鋭い目つきで睨んできた。
「勇人は、ヤクザだから信用出来ないって言ってんのよ」
こんなの言い過ぎ。
分かっているのに、まるで気持ちのコントロールが出来なかった。
「オレが信用出来ないなら、それでいいよ。でもな、よく分かってもないのに、ヤクザだからってバカにすんなよ!」
廊下中に響くほど大きな声で、勇人は私を怒鳴り付けた。