オレにとってのNo.1~言えない秘密~続編



「あっそう。じゃあ、出てけよ。オレもついてけない。お前なんかと」


それだけ吐き捨てる様に言うと、勇人は部屋へ戻って行った。


「いいわよ…。出て行くから…」


自業自得なのに、涙が溢れて止まらない。


さようなら!


財布と携帯だけ手に取って、走って家から出て行った。




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