オレにとってのNo.1~言えない秘密~続編



「へぇ~。そうなんだ。いい所で会えたなぁ」


じりじりと男たちが近寄ってくる。


思わず後ずさりをすると、後ろから体をつかまれた。


「逃がさないからな。あんたは、大事なおとりだ」


「おとり…?」


「そうだよ。あんたが捕まってると知れば、勇人が来るだろうからな」


えっ…。


勇人が来る?


どうしよう…。


それは、絶対にダメよ。



< 86 / 126 >

この作品をシェア

pagetop