小悪魔はいけない子♂








私は1人トイレを出た






「あっ、イヴ!」





「優?」





「遅いから心配しちゃって」



優が頭に手を乗せながら

困ったように笑った





「優・・・・」


日頃ユキの意地悪さに追われる

毎日だから優の優しさが目にしみるよぉッ






「ありがとう、優」





「当たり前だろ!」



そう言うと優しく私の手を握った





「少し、2人になろっか」


優がそう口にした







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